心が豊かになるアート作品
人間国宝 陶芸家・井上萬二様
2024.11.01 update
「重要無形文化財(人間国宝)に指定された陶芸家の井上萬二様の作品。美しい純白色と柔らかな造形が特徴の白磁で、こちらの器の底にはお花の文様が施され、井上様の熟練の技を感じます。お料理もさらに美味しく感じます。」
陶芸作家 見附正康様
2024.09.01 update
「赤い絵の具で繊細な文様を描くのが特徴の赤絵細描。見附先生の作品はデザインにこだわられ、繊細で美しく引き込まれてしまいます。以前にお抹茶椀を拝見した際に、宝石のような美しさに感動したのを覚えています。」
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陶芸家 和田的様
2024.08.01 update
「滑らかで、濁りのない白さが際立ち、見る人によってそれぞれの思いを重ねられる白磁。
和田先生の作品は、一つ一つ丁寧に手で彫っていてオリジナリティがあり、白い素地に生まれる陰影の表現にも感銘を受けます。ふくよかな白の奥深さから、力強さや清める力も感じ、大変魅力的です。」
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京菓子司末富主人 山口祥二様
2024.07.01 update
「末富さんは京都の老舗の和菓子屋さんで、以前にお父様の富蔵様とご縁をいただきまして、エルビューのお客様のために毎月お菓子を作っていただいたことがあります。一つ一つ手作りで季節や風物詩が感じられる心のこもったお菓子です。写真にある紅色のあんを葛で包んだ「水牡丹」も涼やかで美しい一品です。」
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洋画家 酒井信義様
2024.06.01 update
「実際に酒井先生の作品を拝見させていただきまして、色彩の美しさや優しさを感じ大変魅了されました。「アネモス」という作品は、綺麗なグリーンに淡いお花の色彩が絶妙に美しく、またノスタルジックな空気感をまとっているようです。」
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人書家 閑万希子様
2024.05.01 update
「閑先生とは三味線のお稽古でご一緒させていただいて以来、ご縁をいただいております。先生の作品は、遊び心と細部のこだわりが映し出されていてとても魅力的で大好きです。こちらの「花ざかり」からも、お花が咲いていて蝶々が舞う様子を連想でき、下の方にはつくしが描かれていて、細部までユーモアとこだわりで溢れています。目に触れるたびに気持ちが楽しく華やかになります。」
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ガラス工芸 白幡明様
2024.04.01 update
「独創的な美しいフォルムと繊細な紋様が印象的なガラス工芸品。
白幡先生が手をかけ、心をかけて制作された作品には神が宿っていても不思議ではないと思うほどに美しく、感動に満ちています。」
作品:籃胎十二稜食籠「無月」
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冨宅運人 エルビュー社長冨宅の父
2024.03.01 update
「この絵画は父が生前に最後に描いた思い出の絵です。父の隣に座り、よく意見を求められて会話をしながら出来上がった絵。この絵を見る度にその時のことを思い出し、父を近くに感じます。」
日本画家 高橋天山様
2024.02.01 update
「高橋天山先生の古典の世界を描かれた歴史画を拝見して、色彩の美しさ、姿、形に感動いたしました。先生の描く日本画は線がとても繊細で、輝くような透明感や神々しさがあり、いつまでも見ていたいと思うほどです。」
作品:此の君・清少納言
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仏像 京仏師・冨田珠雲様
2024.01.01 update
「京都を拠点に全国各地の仏像づくりを手掛けられている、京仏師の冨田さん。
仏像作りについてお話を伺い、思いのこもったこだわりと精神性の深さに感銘を受けました。
数年前に両親の位牌を納める仏壇を冨田さんに作っていただきました。品があり温かみのあるとても美しいものです。 」
作品:隠元禅師騎獅像 極彩色 身丈四尺(平成二十三年)
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厳かな光をまとう截金 截金師 江里朋子さま
2023.12.01 update
「極細に切った金箔やプラチナ箔を貼りつないで文様を描く截金。
先日、江里先生の展覧会に伺い月や椿、貝など季節感や詩情にあふれた作品の数々を拝見しました。
優美で高貴な趣を感じ、胸がいっぱいになりました。おおらかなお人柄も作品に反映されているように感じます。」
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問答入り勧進帳 長唄今藤流家元 今藤長十郎さま
2023.11.01 update
「長唄は、江戸時代末期から続く伝統的な芸術音楽で、三味線・唄、囃子が三位一体となって奏でます。立三味線の間で演奏が進み、演奏者の皆さんの息がぴったりと合い、それぞれの音色が調和して感動的です。私も長唄今藤流四世のお家元に、三味線を習って20年以上が経ちますが、お家元の演奏会に出演し、「娘道成寺」「勧進帳」「吉原雀」などを演奏させていただきました。
名曲「勧進帳」を是非お聞きください。
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志野焼 陶芸家・人間国宝 鈴木藏様さま
2023.10.01 update
「赤い地に白い釉薬のコントラストが世界的にも評価が高い志野焼。本質的なものを大切にしながらも、常に新しいものを見出そうとされる鈴木様の作品は、どの作品も存在感があり、豪快ななかにも味わいがあります。お人柄の温かさが作品にも表れていて気品を感じます。」
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京友禅 金彩師 井上恒次さま
2023.09.01 update
「着物に金彩を施す作業は大変手間がかかりますが、着物にメイクをするお仕事とおっしゃるように華やかに、より美しく仕上がります。井上様の丁寧に作り上げていく工程を直接拝見し大変感動いたしました。あたたかいお人柄が作品にも表れていらっしゃいます。井上先生に金彩を施していただいた着物を愛用しております。」
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竹工芸家 武関翠篁さま
2023.08.01 update
「三代続く「竹工芸 翠屋」様で代々受け継がれている技を、時間をかけて一点一点作り上げていく作品は、大変価値があり素晴らしいです。精妙で美しく、角度によって異なる表情を見せ、独自性が感じられます。
透かしが美しく、夏の暑さを和らげ涼しさを感じさせてくれるところも魅力です。この時季は、武関様の作品にお花を生けて眺めて楽しんでおります。」
作品:籃胎十二稜食籠「無月」
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不走庵 三輪窯 三輪休雪さま
2023.06.01 update
「三輪様の作品は、「エル・キャピタン」など、厳しい自然の中にも生命力を感じる岩のような鮮烈な造形のものが多く、どれも大変心を動かされます。
私がいつも愛用させていただいている三輪様の作品は、丸みをおびた真っ白なお茶碗茶碗。手のひらに沿うような丸みで、手に持つ度にあたたかさを感じます。
三輪様の作品でお抹茶をいただくと、普段よりも格段に美味しくなり、お茶の時間が豊かなものになります。
また、週末には贅沢に、三輪さまの器にサラダや手作りのパンをのせてランチを楽しんでいます。
好きな作品と共に日々を過ごしていると、毎日の気分も素敵なものになります。」
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江戸切子 小川郁子様
2023.07.01 update
「小川様は今、大人気の江戸切子作家さんでいらっしゃいまして、小川様の作品は遊び心のあるポップなものや、大胆ながら繊細な柄が施されたものなど彩り豊かで素晴らしいものばかりです。先日も小川様の展示会へ伺いまして、優しさを感じる美しい作品を拝見し、心が満たされ幸せなひと時を過ごさせていただきました。」
作品:被硝子切子鉢「端波」2020年
©Photo by Keisuke Osumi (Coli Corp.)
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