『エレクトーレジャーナル』冬号P. 16「自然からいただく色の贈り物」で素敵なラッピングをご提案くださった小杉麻希さん。夫の転勤をきっかけに三重県の魅力にハマり、移住してしまった小杉さんに、自然の中で日々感動すること、ラッピングを通して伝えたいことを伺いました。
夫の転勤に伴い、一家で三重に移住。自然の美しさを知る
2011年に、だんな様の転勤で三重へ。住んだ途端、取り巻く環境の素晴らしさに魅了されたという小杉さん。
「東京から行った私には、びっくりすることだらけ、知らないことだらけで、本当に面白かったです。日々、朝焼けや夕焼けの美しさに心奪われ、春の芽吹きに喜び、夏は川の水の冷たさに心からありがとうが湧いてきて、毎日、ああ、私生きてる!って感じたんです」
その後、別の地へ転勤になるものの、三重に根を下ろすことに
3年間、三重でかけがえのない経験をした小杉さん一家は、やはり転勤のため、愛知県で5年間過ごしました。そして、お嬢さんが中学に上がるタイミングで、三重に戻ることにしたといいます。そこまでかき立てる三重の魅力って何でしょう?
「決め手は“人”です。里山に暮らす長老たちがめちゃくちゃかっこいいんです。
畑仕事でも田んぼ仕事でも、わからないことや困ったことを相談するとさっと助けてくれる、本当に優しい人ばかり。
そして、美しい場所、景色がたくさんあること。それを大事に後世に手渡そうとしている人たちがいること。海も山もあって、単純に食べ物が超おいしいところ(笑)など魅力だけ!」
自然から、色の学びや手仕事に出合う
昔からシュタイナー教育(子ども一人ひとりが最大限に能力を活用できるよう、個性の尊重を重視した教育法)に惹かれていたという小杉さん。現在は、自然に恵まれた環境の中でたくさんの色の学びや手仕事に出合い、子供たちや大人たちと分かち合う場をつくり始めているそうです。
「ご縁あって、エレクトーレの美しいボックスのラッピングを担当させていただいています。
季節ごとに、エレクトーレのギフトボックスを自然からの色に染めたリボンであしらうことで、季節からいただくエネルギーも一緒にお届けできたらと思っています。
皆さまも山や木々、田んぼ、野の花の色を思い起こして下さったらうれしいです。
ジャーナル冬号(p16)では、秋の移り変わりの時季を、「背高泡立草で染めた黄色のリボン」で表現しました。
冬は、植物たちが眠りに入るため、実際に生えている植物ではなく、イメージから色を感じとります。冬の温度を感じる冷たい青、そして、少しずつ春に向かう
太陽の熱の色(赤)を加えた紫系のリボンになるかなと思っています。どうぞお楽しみに」