夏は眺めるだけで涼を感じる花束がうれしいもの。花器や花束の色合いなど少しの工夫で涼感がアップします。
ガラスの花器を大小で
2つ組ませるのがポイント
白×緑の爽やかさに水の透明感で一層涼しげに
通年で人気が高い白と緑の組み合わせですが、選ぶ花の季節感や活け方で見事に〝夏のブーケ〟に変身!
「華やかなクレマチスを主役に、白紫陽花やフロックスなどを加えた白い花の花器と、グリーンだけを入れた花器を2つセットで飾るとキレイです。花器をガラスで統一することでまとまりが出て、水の透明感がさらに涼を呼び込んでくれます。後ろのグリーンは葉の隙間が絶妙に涼しげなドウダンツツジを選びました。枝ものはよく水を吸うので水の量はたっぷりめが正解。毎日水替えをするタイミングで切り口を新しくすると、夏でも1か月以上持つのでぜひやってみてくださいね」(杜さん)
Q. 夏にぴったりのハーブ。楽しみ方は?
夏場は花持ちが悪くなるので、夏に強いハーブを取り入れるのもおすすめ。5~7月が旬のカモミールなら、こんな可愛いブーケになります。葉を強く押さえるとふわっと香りが立ち、枯れてきたら乾燥させてお茶としても楽しめます。こまめに水替えをして、できるだけ涼しい場所に置くと持ちがよくなります。
杜 紗矢香
ル・ベスベ
HP
STAFF CREDIT
撮影/当瀬真衣(TRIVAL)