内より美しく

美肌作りやカゼ予防 れんこん

明日のキレイを作ってくれるレシピ

Lesson.9

2023.06.01 UPDATE

炒めればシャキシャキ、 煮込めばほっくり、すりおろせばモチモチ。調理法をかえれば、いろいろな食感が楽しめる!

美肌作りやカゼ予防に役立つビタミンC補給に

れんこんを漢字で書くと、蓮根。文字通り、池などで白やピンクの花を咲かせる蓮の地下茎の一部です。栄養面の特徴は、ビタミンCと食物繊維が豊富なこと。粘りけの成分・ムチンには胃の粘膜を守る作用があります。また、すりおろしやしぼり汁はのどの痛みやせきのケアに役立つと言われ、古くから民間療法に使われてきました。
寒い日にぴったりのポトフは、れんこんと豚肉をコトコト煮込むだけ。お肉のうまみがしっかりしみ込んだれんこんの味わいと、独特の歯ざわりが楽しめます。ビタミンCたっぷりのれんこん&たんぱく質が豊富な豚肉は、体内でコラーゲンを作る最強コンビ。お肌の健康を守るためにぴったりのひと皿です。ひと口サイズのフリットは、食感が楽しいメニュー。ビタミンCによる美肌作りや免疫力アップはもちろん、れんこんの豊富な食物繊維がえびに含まれるタウリンの働きを助け、コレステロール値の低下や肝機能アップにも効果を発揮します。

ビタミンCが溶け出したスープも残さず味わって
れんこんと豚肉のポトフ

材料

(作りやすい分量・4人分)

れんこん 300g
豚肩ブロック肉 500g
にんじん 1本
いんげん 4本

(A)干ししいたけ 5枚
こんぶ 約30cm長さ1枚
しょうが 1かけ
粒黒こしょう 10粒
水 6カップ

塩 大さじ1/2
小麦粉、サラダ油 各適量

手順

1. 豚肉に塩をすりこむ。水分が出てきたらキッチンペーパーでふく。
2.れんこんは皮つきのまま乱切り、にんじんは4等分程度に切る。いんげんは半分に切り、熱湯(分量外)でさっとゆでる。
3.フライパンにサラダ油を熱し、小麦粉をまぶした1の表面を焼く。
4.鍋に(A)を入れて沸騰させ、2のれんこん、にんじん、3を加えて弱火で約1時間煮る。
5.いったん肉を取り出して食べやすく切り分け、ほかの野菜、スープとともに器に盛る。好みでマスタードを添える。

モチモチのフリットにサクサクチップスをプラス
れんこんとえびのフリット

材料

(4人分)

れんこん 150g
じゃがいも 1個
むきえび 10尾

(A)
卵 1個
小麦粉 80g
塩 小さじ1/2
こしょう 少々 

飾り用れんこん、揚げ油 各適量

(B)
しょうが汁 大さじ1
レモンのしぼり汁 1/2個分
ナンプラー 大さじ2
きび砂糖 ひとつまみ
一味唐辛子 少々 

手順

1.飾り用のれんこんは、薄切りにして水にさらす。
2.れんこんは皮つき、じゃがいもは皮をむいて適当な大きさに切り、フードプロセッサーですりおろす。
3.2に(A)を加えて混ぜ合わせる。さらに、ぶつ切りのえびを加え、軽く混ぜる。
4.揚げ油を低温(約160℃)に熱し、水けをきったを揚げる。
5.油の温度を中温(約170℃)に上げ、3をスプーンで丸めながら加えて揚げる。
6.5に4をのせ、ピックなどを刺してとめる。器に盛り、(B)を混ぜ合わせたつけだれを添える。

れんこんを送っていただいた斎藤敦司さん

FAX 088-685-7124

秋〜冬に旬を迎えるれんこんは、魚の骨やぬかから作られた有機肥料を使って栽培。希望があれば、販売もOK。写真のものは、2kg入りで1500円(市場価格での販売となるため、時期によって価格が異なります)+送料。

たかはしよしこ

たかはしよしこ

Yoshiko Takahashi

フードデザイナー。体にやさしく、おいしい食材を使った料理の提案や、各種イベントへのケータリングなどを行う。
http://www.takahashiyoshiko.com/
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