内より美しく

健康な素肌美とシェイプアップ 鰹

一流シェフに教わる、とっておきのレシピ

Lesson.17

2023.06.01 UPDATE

かつおの旬は 4~5月にピークを迎える初鰹のシーズンと三陸 沖で漁獲される 8~9 月下旬あたりの戻り鰹のシーズンになり ます。

鰹は体の調子を整え、健康な素肌美を作るだけでなく、 低カロリー食品なのでシェイプアップにも効果的ですよ。

鰹の旬の時期に高知に仕事に行った際に、地元の方にそれぞれの個性的な食べ方を体験させていただきました。京都の懐石では、オクラをたたいて、上品に小さく丸く鰹にのせたり、しょうがやねぎを一緒にすりおろして丸くのせて、ライムや醤油、ポン酢で食べたりしますが、教えていただいたのは、鰹に塩を強めにふり、米酢に昆布を浸した中に鰹を浸けこんで食べるという、シンプルながらも納得できる食べ方でした。身近な材料でも、現地へ行き、その土地の方と触れ合うと再発見できることが多いですね。暑い夏、さっぱりとした鰹料理を食べてみませんか。

夏の旬ものを使った、
夏バテ予防と美肌効果のあるメニュー
鰹の生春巻

材料

4人分
・鰹 400g
・ライスペーパー 4枚
・トマト 2個
・アボカド 2個 
・絹さや 16枚 *ゆがいておく
・ひじき 200g
・鰹だし 800cc
・薄口醤油 50cc
・バルサミコ酢 100cc
・玉ねぎ200g *みじん切り
・オリーブ油 160cc
・レモン汁 80cc
・塩 少々
・マスタード 40g

手順

1. ライスペーパーは水につけてふやかし、やわらかくなったら水気を切っておく。
2. 鰹はたたきの状態にする。(ご家庭では、熱したフライパンで表面をさっと焼き、すぐに氷水に落とし水気を切って、1.5cm角の棒状に切る。)
3. トマトは1/4に切って、種のところは包丁で切って取る。果肉のみにしたら1cm幅ぐらいの棒状に切る。アボカドも同様に1cm幅ぐらいの棒状に切る。
4. ひじきは水で戻し鍋に入れ、鰹だし、薄口醤油、バルサミコ酢で味が含むように煮込み、その後水分を切っておく。
5. ライスペーパーの上に、鰹、トマト、アボカド、絹さや、ひじきをのせて巻き、2cm幅に切る。
6. 玉ねぎ、マスタード、オリーブ油、レモン汁、塩をボールに入れてよく混ぜ、生春巻にかけるソースを作る。

奥村 直樹

奥村 直樹

Naoki Okumura

フランスや京都で研鑽を積んだ後、京都のフランス懐石の老舗『西洋膳所おくむら』の二代目として子供の頃から食べ鍛えた味覚を武器に独学で日本料理を学ぶ。その後板前割烹のよさを取り入れた「おくむら」スタイルを確立。東洋人ではじめて世界のアマンホテルの料理プロデュースも手がけ、国内外で幅広く活躍中。
https://restaurant-okumura.com/
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