内より美しく

むくみ予防や肌と髪の維持 とうもろこし

一流シェフに教わる、とっておきのレシピ

Lesson.23

2023.06.01 UPDATE

とうもろこしは食物繊維が豊富に含まれているため、 腸内環境が 整うだけでなく、 それ以外にも疲労回復やむくみ予防、そして美 しい肌や髪の維持にも効果があります。

とうもろこしが出回ると夏本番、これから暑くなりますね。 疲れを取るためにも、とうもろこしを食べてみてはいかがですか?

とうもろこしを食べた思い出って皆さん色々とあるのではないでしょうか。バーベキューや、祭りの時に夜店で売っている香ばしい焼きとうもろこし、子供の頃、母親が湯がいてくれた、茹でとうもろこし等々…。身近にある野菜だけど、料理人になった時にとうもろこしは新鮮さが命なのだと教えられて、急に繊細な野菜なんだなぁと思ったことを思い出します。例えば、とうもろこしの冷製スープも味を生かすために水でとうもろこしを炊くと、甘味と香りがクリアに出たスープが出来上がります。京都の料理は出汁の文化ですが、とうもろこしだけは邪魔をしてしまうのですよね。繊細な食材の特性を見極めていきながらも、先入観のなかった子供の頃の記憶の味も大事に表現していきたいなぁと思います。久しぶりにとうもろこし丸々1本を子供の頃のように食べてみたくなりました。美味しいとうもろこし、本日の食卓にいかがですか?

夏が旬の野菜を使ったおしゃれレシピ
シンプルとうもろこしの冷製スープ

材料

4人分
・とうもろこし 4本
・玉ねぎ 1/2個
・牛乳 100cc
・生クリーム 50cc 
・バージンオリーブオイル 適量
・塩 適量

手順

1.とうもろこしは塩をふって軽く蒸し上げ、身を取り出す。
2. 鍋にスライスした玉ねぎを入れ、次にとうもろこしを入れ炒める。浸かるぐらいの水を入れて、30分ほど炊く。
3. (2)をミキサーにかけてから裏ごし、冷たくなるまで冷やす。牛乳、生クリーム、塩を入れて仕上げる。
4. バージンオリーブオイルを軽く回しかける。
とうもろこし自体の品質によって、とにかく味が変わります。コンソメゼリーや具を加えたら、また別の味わいが出ます。

奥村 直樹

Naoki Okumura

フランスや京都で研鑽を積んだ後、京都のフランス懐石の老舗『西洋膳所おくむら』の二代目として子供の頃から食べ鍛えた味覚を武器に独学で日本料理を学ぶ。その後板前割烹のよさを取り入れた「おくむら」スタイルを確立。東洋人ではじめて世界のアマンホテルの料理プロデュースも手がけ、国内外で幅広く活躍中。
https://restaurant-okumura.com/
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