内面から美しさが湧き出るような、そんな女性でありたい。
エルビューが考える美しさを体現し、
美しく年齢を重ねている方の生き方や考え方の中には、きっとその答えがあるはずです。
素敵なゲストをお招きし、あらゆる視点から“美”に繋がるヒントを探っていきます。
今回のお客様は、子どもの頃からバレーボールひと筋で活躍され、
その美しさから “かおる姫”との愛称でも親しまれた、菅山かおるさん。
ビーチバレーボール選手へ転向することになったきっかけや競技の魅力を伺いながら、
美しく輝く笑顔と素肌の秘密に迫りました。
Profile
ビーチバレーボール選手
菅山かおる
Kaoru Sugayama
WINDS所属。宮城県岩沼市出身。小学校よりバレーボールを始め、バレーボールの名門校・古川商業高校に進学。第27回春の高校バレーでチームを優勝へ導いた後、実業団JTマーヴェラスに入団。2005年ワールドグランプリで全日本代表として活躍後、2009年にビーチバレーボール選手に転向。2011年に同じくビーチバレー選手の西村晃一氏と結婚。第2子妊娠中(取材当時)。
夢は全日本代表レギュラー
夢を叶えた努力と、思いの強さ
冨宅:バレーボールを始められたきっかけはどのようなことだったのでしょうか。
菅山:もともと母がママさんバレーをやっていて、私も2歳くらいから一緒に行ってはボール籠の中で遊んでいたので、物心がついたころにはもうバレーボールしか興味なくて。スポーツ少年団に入れる小学校3年生まで、ずっと待っていました。
冨宅:バレーボール人生はそこから始まったのですね。その後も高校、実業団と、ハードな練習の毎日だったと思いますが、辞めたいと思うことはありませんでしたか。
菅山:宮城県の選抜になったことで、名門高校の先生にお声掛けいただいて——相当厳しい学校だと聞いていましたが、実際に入学したら、これが想像以上に辛くて(笑)。寮生活なので、練習もプライベートも皆と一緒なので、オンとオフの切り替えがないというのが辛かったですね。練習自体も厳しかったですが、練習はやればやるほど結果が出ていたので、むしろ楽しかったです。
冨宅:挫折する方も多いなかで、菅山さんは、目の前の状況を受け入れて頑張ることのできるタイプなのですね。
菅山:よく同級生たちと「一度乗った船はもう降りられないね」って笑ってました。全日本に入ることが目標だったので、(バレーボールを)辞めたいと思ったことは一度もないんです。
冨宅:仲間の存在も大きかったでしょうね。
菅山:そうですね。バレーボールはチームスポーツなので、みんなで励まし合って支え合いながら辛いことも乗り越えてきました。
冨宅:2005年のワールドグランプリでは、そのご活躍で“かおる姫”の愛称で一世を風靡されましたが、当時のお気持ちはいかがでしたでしょうか。
菅山:恥ずかしかったですね(笑)。でも、そのおかげで私の名前を覚えてくれる人が増えて、すごくうれしかったです。全日本に選ばれて初めてコートに入ったときは、小さい頃から思い描いてきた景色とまったく同じ景色だったことに逆にびっくりして。見たことある!って、なんかすごいなって思いながら立っていたことを思い出しますね。
上達することの喜びを再び体感した
ビーチバレーへの転向
冨宅:ビーチバレーに転向されたきっかけはどのようなことだったのでしょう。
菅山:全日本でもプレーすることが出来て、自分の中での目標を達成できたので、やりきったと思い、引退しました。
ほどなくしてバレーボール教室のお仕事に呼んでいただいたのですが、楽しそうにプレーしている子供たちの姿に、幼い頃の自分を思い出しました。そんな中、ビーチバレーのお仕事があり、はじめて生でビーチバレーの試合を見たのですが、今の主人(西村選手)のプレーを見て、失礼ながらそんな真剣にやってたんだ!(笑)と思ったのと同時に、この世界なら、もう一度上達する喜びをまた味わえるんじゃないかって思ったんです。
冨宅:バレーボールとの違いはどのようなところにあると思われましたか。
菅山:ただ見ているだけの頃は、“なんであんなボールとれないんだろう”なんて思ったものですが、ビーチバレーって、実際やってみるととても難しいスポーツなんです。砂の上で走ることもありますし、風向きでボールの動きも変わります。私なんて、最初は空振りしたりしてましたので(笑)。環境が異なるだけに使う筋肉も違うので、トレーニング方法も根本的に変えました。
冨宅:そこまで打ち込めるビーチバレーの魅力とは、どのようなところでしょうか。
菅山:インドアのバレーボールは、ベンチにいる監督の指示を仰いでプレーするのに対して、ビーチバレーは2人の作戦によって勝ち進めていかないといけないし、どちらかが失敗すればフォローしないといけない。すべて自分たち次第というところですね。2人で力を合わせるというところに難しさも楽しさもあると思っています。
炎天下でも肌を守れたのは
エレクトーレのスキンケア
冨宅:炎天下となることもあるビーチバレーは、お肌にも相当過酷なはずですが、とても長時間紫外線を浴びていらっしゃるようには見えなくてびっくりしております。
菅山:もともとスキンケアが好きでいろいろ試してきたのですが、たった10秒でOKのトリートメントにはびっくり! お風呂でも子どもの体を洗っている間にパッとお手入れできるので、私にとっては本当に便利。とにかく手間ひまがかからないんですよね。サッと洗い流せて、肌に余計なものが残らない感覚もとても気に入っています。小鼻の毛穴も気にならなくなりました。
冨宅:そう言っていただけると嬉しいですね。ありがとうございます。
菅山:実はこの夏、肩が日焼けで真っ赤になったことがあったのですが、毎晩トリートメントしていたら、日焼け跡にならなくて。それからは、紫外線にさらしていた部分は必ずトリートメントするようにしています。最近、主人もこっそり使っているようなんですよね。どうも減りが早いと思った(笑)。
冨宅:実は、アウトドアで過ごされる方ほどエレクトーレの力を実感されるようです。ぜひ1日2回、朝と晩にお使いになってみてください。私の場合、夜はソープとトリートメントを使用して、朝はトリートメントだけなのですが、メイクののりも持ちも変わってきます。ご主人さまも密かにご愛用くださっているとは、さすがご夫婦で美意識が高くていらっしゃいますね!
菅山:ローションもクリームもとにかく使用感が気持ちいいですよね。これまでクリームってファンデーションを塗るとヨレてしまうので避けていたんですが、つけてすぐにメイクできますし。すっかり乾燥肌が進んで、ひどいときには粉を吹いたようになっていましたが、エレクトーレを使い始めてからはまったく気にしなくなりました。出会えてよかったです!
冨宅:健康面で気をつけていらっしゃることは何かありますか。
菅山:ずっと寮生でしたから、食事に関しては自分でこだわる習慣がなく、結婚した当初も自分の食べたいものばかり出していたのですが、主人からアドバイスをたくさん受けまして(笑)、今は野菜と良質のたんぱく質をたっぷりとるように心掛けています。子どもが生まれてからは栄養バランスもきちんと考えるようになりましたね。あと、睡眠をしっかりとるようにしています。睡眠をとらないとなんか体の調子が良くないんですよね。
冨宅:出産後はまた睡眠時間が少なくなりそうですから、今のうちにたっぷり休息をとることができるといいですね。
菅山:ありがとうございます。産後は体が元に戻り次第、トレーニングを再開して、また試合に挑みたいと思っています。
冨宅:本日は楽しいお話しをありがとうございました。
エルビュー株式会社 代表取締役社長。
2004年エルビュー株式会社設立、ファッション、美容などの幅広い知識を生かし、美をトータルに追求している。日本の伝統文化にも造詣が深い。