Beauty Talk Vol.37 小沢真珠

心も美しく

ポジティブに楽しく乗り切れる 女優・小沢真珠

Beauty Talk

Vol.37

2023.06.01 UPDATE

内面から美しさが湧き出るような、そんな女性でありたい。
エルビューが考える美しさを体現し、
美しく年齢を重ねている方の生き方や考え方の中には、きっとその答えがあるはずです。
素敵なゲストをお招きし、あらゆる視点から“美”に繋がるヒントを探っていきます。

ドラマ「牡丹と薔薇」で大ブレイク。
役柄とは正反対な明るくオープンなお人柄が、多くの人の心をつかんで魅了します。
その一方で、かわいいお二人のお嬢さんの子育てにも全力投球。
さらに美しさを保っていらっしゃる、その秘密を伺いました。

Profile

女優
小沢真珠
Maju Ozawa

1977年1月3日生まれ。東京都出身。昼ドラ「牡丹と薔薇」(2004年)に出演して話題となり、その後もCMやドラマ、映画、バラエティーなど多数出演、幅広く活動している。現在は、2児の母として、育児と仕事の両立に日々奮闘中。

女優を続けることへの不安を乗り越え
演じるやりがいを実感

冨宅:芸能界に入られたきっかけはどのようなことですか。

小沢:高校一年生の時に渋谷でスカウトしていただきました。当然、お仕事をいただくのはなかなか難しいだろうと思っていましたが、ありがたいことにすぐにCMが2本、ドラマの出演も決まり、本格的に活動し始めました。

冨宅:これまで活動されていらして、特に印象に残っていることはありますか。

小沢:やはりテレビドラマ「牡丹と薔薇」(2004年放送)に出演したことです。運命に翻弄(ほんろう)される姉妹の愛憎劇で、私は気性の激しい登場人物を演じました。念願だった個性的な役をいただけた作品です。

冨宅:大きな転機でいらしたのですね。そのイメージを持たれてしまいがちですが…。

小沢:女優として「やりがいを見つけられた」という思いが強かったので、どういうイメージに見られるかは怖くなかったですね。とはいえ強烈な役柄だったので、バラエティ番組にも出演させていただいて、ネタにして笑ってもらうことで中和してもらった感じです。おかげさまで仕事の幅が広がりました。

冨宅:逆に大変だった時期はありますか。

小沢:デビューの後、少し落ち着いてから、自分が望むような役をいただけるまでの何年間かでしょうか。「女優として長くやっていけるのだろうか」と悶々とし、その不安を乗り越えるまでは辛い時期でした。

ポジティブでいると
仕事も子育ても楽しく乗り切れる

冨宅:多くのことを乗り越えて、25年もご活躍されてこられたのですね。今は、お二人のお子さんがいらして、家庭とお仕事の両立をされるのは、大変なこととお察ししますが…。

小沢:いつもポジティブな気持ちでいると、2、3時間の睡眠でも乗り切れてしまうものです。楽しいことをやっていると体も元気。メンタルが一番ということですね。だから「子育ても仕事も大変、時間がない、いやだぁ!」と思わず、「仕事もできて、子どももかわいい。幸せ!」と思っていると、効率良く物事が回る気がします。

冨宅:気持ちの持ち方は大切ですね。下のお子さんはまだ小さいのですよね?

小沢:1歳3か月です。

冨宅:夜泣きなどはしますか?

小沢:うちは二人ともよく眠ってくれるので夜泣きの苦労はありません。でも、授乳の時期には2時間おきに起きる日が続いて大変でした。ドラマの撮影と重なってしまった時には、仕事の合間に搾乳して、家に持ち帰って飲ませたりして。でもそういう時、「台本覚えて仕事をして、現場で搾乳もして子育てしている。私ってすごいじゃん!」と思えて、楽しくなってしまう。そういう環境になると、燃えるみたいです(笑)。

冨宅:小沢さんのプラス思考は素晴らしいです。ご自身の時間を持つことは出来ていますか?

小沢:まだ子ども達が眠っている間に早起きをして、朝食だけはゆっくり食べれる時間を作るようにしています。私にとっては眠る時間を削ってでも確保したい時間ですね。

冨宅:時間は自分でつくるものなのですよね。私も毎日毎日、瞬間瞬間を大切にするように心掛けています。

子どもからもらうエネルギーこそ
毎日の元気のもと

冨宅:お子さんの存在は人生を豊かにしてくれますね。お母さんになられて変わったことはおありですか。

小沢:すごくあります。これまでは自分中心の世界だったのが、子どもを中心に動くようになったら、仕事で見る景色が変わりましたし、時間の使い方がうまくなった気がします。また、子どもの行動は意表をつくことばかりですから、毎日それに対処していたら、「仕事で何かあっても、乗り切れる!」と思えるようになりました(笑)。子育てをしていることでマイナスになっていることは、ひとつも見つかりません。

冨宅:自分以外のことを考えるようになると、いろいろなことに気付いたり、感動も増えたりしますよね。姪に三人の子どもがいて、毎日のように会っているのですが、いつも元気をもらっています。

小沢:子どものエネルギーはすごいですね。こちらも体力とテンションがしっかりしていないと向き合えないので、弱っている暇がない。それが元気のもとなんだと思います。常にエネルギーをキープしているので、いつお仕事をいただいても対応できるようになりました。

冨宅:スタイルもキープしていらして、お二人のお子さんがいらっしゃるようには見えないです。美容や健康のために気をつけていらっしゃることはありますか?

小沢:いえ、時間がないので何も。娘を抱っこしながら家事をしている毎日なので、それがエクササイズと言えるかもしれません。外でも、自転車に子どもを乗せて走っているので、かなりの運動量になっていると思います。

冨宅:お食事などにはこだわっていますか?

小沢:毎日食事は作っています。以前はインドカレーやパスタソースに凝ったりしましたが今はもっぱら和食です。昆布と鰹節で、一度に2Lの出汁を取るんです。それを、お味噌汁や煮物に使うので、2、3日で使い切ってしまうんです。でも結局それが一番楽ですし、体にもいい気がします。特に、子どものメニューはバランスのいい物を、と考えていると、大人の物も必然的にバランスが取れてくるので、それもいいかな、と。

冨宅:添加物をまったく使わないんですね。素晴らしいですね。お食事にもこだわってらっしゃるのでお肌もきれいなのですね。

子どもとポーネルンドで遊んでいる様子
よく作っている和食

おいしいものを食べてハッピーなら体もお肌も整う
エレクトーレはフィーリングにぴったり

小沢:もともと肌は強いほうですが、基本はメンタルがハッピーで、おいしいものを食べて健康なら、肌も整う!という考え方です。化粧品も、つけ心地がいいなど、フィーリングで選んでしまいます。

冨宅:エレクトーレをお使いいただいていかがですか。

小沢:そういう意味では、まさにエレクトーレはフィーリングぴったりなんです。基本的にどの化粧品を使っても荒れることはなかったのですが、出産後は肌質が少し変わったようで、荒れてしまったんです。でもフェイストリートメントを使い始めたら数回で治ってしまいました。

冨宅:それはよかったです。エレクトーレは自分の肌の力を高めますので小沢さんのお考えにも合っていると思います。マイナス電位を持った独自成分ミネラルオーレが、ターンオーバーを正常に導き、肌を整えてくれます。いつもうるおったツヤ肌でいられるのです。

小沢:すごいですね。確かに乾燥する時期なのに、トリートメントのあと、化粧水だけで大丈夫です。

冨宅:マイナス電位を保持しているので、肌につけた瞬間に作用し、10秒でいいんです。お子さんとお風呂に入りながらでも、簡単に使っていただけます。

小沢:手軽なのはありがたいです。肌は強い分、逆にトラブルがあるとテンションが下がってしまうので、続けて使います。

冨宅:小沢さんの理想の女性像はありますか?

小沢:50代、60代と年齢を経ても、年相応のかっこよさがあるフランスの女優さんのように、私もシワができても、それを魅力に変えられる女優になりたいです。

冨宅:素敵ですね! 最後に、今後の抱負を教えていただけますか。

小沢:子育ては、やりきるところまでやりたいので、一段落したら子育てから得たものを携えて、舞台に立ちたいです。それまでは、お料理にプチ贅沢をプラスしたり、お掃除に風水を取り入れてみたりしながら、生活を趣味に代えて、毎日を楽しみます。

冨宅:何事にも前向きでいらっしゃってとても素敵です。本日はありがとうございました。

【対談を終えて】

普段育児や仕事に追われ、ゆっくり自分のことを振り返る時間がないので、お話させていただいて改めて今の自分を知ることが出来て嬉しかったです。大変なことも多いですが、改めて今が充実していて子どもたちとの時間はかけがえのないものだと実感しました。とても有意義な対談でした。ありがとうございました。(小沢)

お二人のお子さんがいらっしゃるとは思えないほどお若くて、お美しく、前向きなご様子がとても魅力的です。楽しい素敵な一時でした!(冨宅)


エルビュー株式会社 代表取締役社長。
2004年エルビュー株式会社設立、ファッション、美容などの幅広い知識を生かし、美をトータルに追求している。日本の伝統文化にも造詣が深い。
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