内面から美しさが湧き出るような、そんな女性でありたい。
エルビューが考える美しさを体現し、
美しく年齢を重ねている方の生き方や考え方の中には、きっとその答えがあるはずです。
素敵なゲストをお招きし、あらゆる視点から“美”に繋がるヒントを探っていきます。
愛くるしい笑顔と確かな歌唱力で一躍人気を集めたアイドル時代を経て、
舞台やテレビドラマで、女優として活躍する「みっちょん」こと芳本美代子さん。
昨年YouTubeチャンネルを開設され、発信力もパワーアップされています。
デビュー当時から変わらない明るく、オープンなお人柄と若さの秘密をうかがいました。
Profile
女優・歌手
芳本美代子
Miyoko Yoshimoto
1983年福岡音楽祭ビッグコンテストに出場した際にテイチクレコードにスカウトされ、1985年3月21日「白いバスケット・シューズ」でアイドル歌手デビューを果たす。「みっちょん」の愛称で親しまれ、その年の各音楽祭で新人賞を獲得。1990年、第28回ゴールデン・アロー賞・演劇新人賞を受賞したことを契機に芸能活動の主体を歌からテレビドラマや舞台に切り替え、数多くの作品に出演。以来、テレビドラマや舞台などで幅広く活躍している。
冨宅:芸能界に入られたきっかけを教えていただけますか。
芳本:うちは両親が大の歌好きでしょっちゅう家族で歌っていたんです。それで小学3年生のときに「全日本選抜ちびっこものまね歌合戦!」という歌番組の広島地区で優勝して、全国大会に出ました。それがきっかけで、歌手やアイドルになりたいと思い始めました。
その後、中学校のときに友達とオーディション番組を受けて、入賞はできなかったのですが、それを見に来ていたレコード会社の方にスカウトされました。
ファンに支えられて乗り切った
アイドル時代
冨宅:楽しくお仕事されていらしたんですね。その後、90年代にはドラマや舞台でご活躍されるようになって、賞を取られていますね。
芳本:初舞台は木の実ナナさん主演のミュージカル『阿国(OKUNI)』で、そこでゴールデン・アロー賞・演劇新人賞をいただきました。
初めは、お芝居ができるのか、メロディーにのっていないセリフを言えるのか、と不安でしたが、千秋楽を迎える頃には完全にとりこになっていました。
冨宅:ご興味があって女優を始めたのではないのですね?
芳本:ご縁をいただいてやり始めたら、素晴らしい先輩方に恵まれて引き上げていただいた感じです。現実を見れば、「全然ダメだ!」と思うことも多く、浮き沈みはありました。でもステージで、お客さんの反応やエネルギーをいただきながら芝居をする高揚感やライブ感に惹かれているんだと思います。
冨宅:お声もよく通って素晴らしいですし、女優さんにふさわしい素質をお持ちだったのですね。 お仕事の中で、大切にされていることはありますか。
芳本:まずは自分が楽しむ、ということです。というのも、お仕事のおかげで、たくさんの出会いをいただきますが、皆さん人ですから、よい印象を持ったり、悪い印象を持ったりすると思うんです。どちらにせよ相手の方のお気持ちは、その方に委ねるしかないので、だったら思い切り楽しもうと。
冨宅:お仕事が楽しいと思えば楽しくなりますね。すべて自分の気持ち次第なのでしょうね。
芳本:はい。それに素直に、楽しくコンタクトを取ったほうが、わかっていただきやすいですし。
冨宅:相手の方への心配りを大切にされているのですね。
芳本:年齢を重ねて「もういいかな」という、ラフな感覚になってきたのかもしれません。あまり背負う必要はないと思えるようになって、つくろわず、ありのままでいられるようになってきました。
冨宅:自然体でいられることも、魅力ですね。
自分をつくろわず、
楽しみながらチャレンジ!
冨宅:YouTubeチャンネル「みっちょんINポッシブル」を拝見いたしましたが、まさにつくろわず、楽しまれているお姿を拝見しました。私は甘い物が好きなので、ダイエットの動画がためになりました。糖分を摂ったら、豚肉を食べると効率よくエネルギーに変えられるということでしたね。
芳本:そう!目からうろこですよね(笑)。実はこのYouTubeを始めたのも、言ってみれば今を受け入れて、前に進むためなんです。50代になって「年を取っていくんだなぁ」と後ろ向きになるのではなく、開き直って、チャレンジしていこう!って。そのほうがイキイキできると感じるんです。
冨宅:若さの秘訣ですね。また、30年ぶりにライブ「クリスマス配信LIVE」も配信されたそうですが、いかがでしたか。
芳本:ものすごく緊張しました!でも配信ライブだったので、リアルタイムで皆さんからあったかくて、優しいコメントが送られてきて、それで救われました。声も出ていなかったと思うんですが、「30年、本当にお待たせしちゃいましたが、私は元気です!」という気持ちを精一杯お伝えしました。
冨宅:そういう思いでライブを行われたのですね。また、新しい発信の形を経験されて、企画の幅も広がりますね。
芳本:そうですね。リアルなライブは、こちらの世界観をお届けするものなのに対して、オンラインは、参加者とリアルタイムでコミュニケーションが取れるので、劇場やライブハウスとは違った距離感の縮め方ができたら楽しいだろうなと思いました。でもITが苦手なのでできるか心配です。習ってもすぐ忘れてしまうので、娘にもよく叱られます(笑)。
冨宅:今、娘さんのお話しがありましたが、もう19歳だそうですね。お仕事も手伝ってくれるのですね。
芳本:ネットでお客さんに呼びかけるなど、舞台のPRを手伝ってくれることもあります。仲はいいほうですが、言うことが厳しくて。いつもダメ出しが飛んできます(笑)。
私の周りはストレートに言ってくれる人が多いんです。私が何でも正直に口にしてしまう人間だからでしょうね。
冨宅:フランクに何でも言い合える関係が築けるのは、オープンなお人柄があってこそですね。多くの方に愛される魅力だと思います。
肌の力を高める
引き算メイクとスキンケア
冨宅:美容に関して、気をつけていることはありますか。
芳本:水分補給を欠かさないこと、それから足すのではなく、引き算のメイクを心がけるようにしています。最後はスキンケアと日焼け止めでいられる肌になれたらいいなと思っています。
冨宅:理想ですね。「エレクトーレ」も、自分の肌の力を活かしてシンプルケアに導くことをコンセプトにしていまして、いつも潤った透明感のある素肌を目指しています。エレクトーレをお使いいただき嬉しく思っています。初めてフェイストリートメントを使われたときはいかがでしたか。
芳本:簡単!というのが一番でした。トリートメントを流した後も、肌がどんどんうるおっていく感じで、色つやがよくなって、明るくなったのでびっくりしました。
冨宅:皆さんそうおっしゃってくださいます。トリートメントには、マイナス電位を保持した独自成分ミネラルオーレをたっぷりと配合していまして、10秒なじませて洗い流すだけで潤ったつや肌にしていきます。
芳本:それは実感しています。なので今はトリートメントのあと、ちょっと足りないと思うときにローションをつけるだけで十分です。
冨宅:もともと持っている肌力が高まっていきますので、そのあとのケアはシンプルになっていきます。私は朝も、洗顔の代わりにトリートメントを使うのですが、それだけでファンデーションのノリがよく、お化粧崩れもしないのですよ。
芳本:それはいいですね。私もやってみます。むしろ石鹸をあわ立てるより、簡単ですね!
小さな楽しみを見つけて
毎日イキイキ前進!
冨宅:今後の抱負を教えていただけますか。
芳本:やはり「前に進む」ということでしょうか。たとえば私はもともとインドア派で、編み物やロジックゲームが好きなんですが、最近は、友人に勧められて山やパワースポット巡りもいいなと思っています。そうやって自分が知らない情報を得たとき、積極的に動いてアウトドア派になれたらいいなと思っています。
あと最近、眉毛を上向きに立たせるように描いています。イキイキ前に進めるように(笑)。
冨宅:確かに、眉毛で印象が変わりますね(笑)
芳本:そんな小さな喜びでも、変化を楽しんでいると、毎日のことがちょっと違って見えるんです。コロナが落ち着くまでマスク生活も続きそうですから、楽しいことを見つけてやっていきたいですね。
冨宅:前向きな毎日の積み重ねで楽しく過ごせますね。すてきだと思います。
本日はたくさんのパワーをいただきました。今後のご活躍を心から応援しております。
【対談を終えて】
エルビューさんの商品は前から使わせていただいていたので冨宅さんとの対談はとても楽しみでした。そしてお話をお聞きしてやはり選んだ商品に間違いはなかったと確信が持てました。目の前にいらっしゃる冨宅さんや周りのスタッフの方のお肌の輝きがそれを証明されてると思いました。(芳本)
前向きな明るいお人柄がとっても魅力的でした。お肌もとても美しく、内面のイキイキさがお肌にも表れているようでした。楽しい一時をありがとうございました。(冨宅)
エルビュー株式会社 代表取締役社長。
2004年エルビュー株式会社設立、ファッション、美容などの幅広い知識を生かし、美をトータルに追求している。日本の伝統文化にも造詣が深い。