内面から美しさが湧き出るような、そんな女性でありたい。
エルビューが考える美しさを体現し、
美しく年齢を重ねている方の生き方や考え方の中には、きっとその答えがあるはずです。
素敵なゲストをお招きし、あらゆる視点から“美”に繋がるヒントを探っていきます。
1980年代に一世を風靡したおニャン子クラブの会員番号40番として
デビューし、うしろ髪ひかれ隊のメンバーとしても活躍した生稲晃子さん。
その後は女優だけでなく、司会やレポーター、コメンテーターとしての
才能も開花させ、長年、好感度の高さは圧倒的!
2011年には乳がんを患い、それを克服した経験から
現在では講演活動にも積極的に取り組み、
ますます輝きを放っている生稲さんにお話を伺いました。
Profile
女優
生稲晃子
Akiko Ikuina
’86年フジテレビ系『夕やけニャンニャン』のおニャン子クラブオーディションに合格しデビュー。’87年からは3人組グループ「うしろ髪ひかれ隊」のメンバーとしても活躍。解散後は女優として数々の人気ドラマや舞台、映画に出演。現在はコメンテーターやレポーターとしても活躍するほか、自身の闘病体験をもとに講演活動も行う。著書に『右胸にありがとう そしてさようなら』がある。
国民的アイドルを経て、
お茶の間の人気者的存在に!
冨宅:芸能界に入られたきっかけについて教えていただけますか?
生稲:1986年におニャン子クラブオーディションに合格したのがきっかけ。でも最初は芸能人になりたいわけではなかったんです。
冨宅:お兄様に勧められたのですよね?
生稲:兄はおニャン子クラブの大ファンで、兄が撮った写真で応募したのですが、当時私は高校生で部活動もしていたので『夕やけニャンニャン』はあまり観ていなくて。大スターなのは知っていましたが、曲や振付もよく知らず、合格したものの、最初は番組でメンバーと楽しく遊べたらいいな、ぐらいの軽い気持ちでした。
冨宅:うしろ髪ひかれ隊での活動も記憶に残っています。芸能活動が本格的になるにつれて、お気持ちの変化はありましたか?
生稲:私がおニャン子クラブに入ったのはちょうど夏のコンサートリハーサルの真っ最中。月〜金の1時間だけ番組に出られればいいと思っていたのに、毎日深夜まで仕事というハードな日々が突然始まり戸惑いました。さらに、うしろ髪ひかれ隊はおニャン子のノリよりもっとピシッとしていて、時間的にも普段の行いも、少しずつ意識を変えざるを得ませんでしたね。
冨宅:当時は睡眠時間もあまり取れなかったのではないですか?
生稲:平均3時間ぐらいでした。仕事はよりハードになりましたが、学業との両立は意地でも頑張りたかったので、ちゃんと受験をして短大にも進学しました。大変でしたが、ロサンゼルス・サンフランシスコ・ハワイ・沖縄ロケなど、普通の高校生だとできないような経験をたくさんさせていただき、今でも本当に良い思い出です。
冨宅:貴重な経験ですね。その後に始めた女優のお仕事はいかがでしたか?
生稲:25歳のときに初めて経験した舞台で、演じることの楽しさに開眼しました。舞台って、毎日同じことをするように見えて、実はその日のお客様とか俳優の間ひとつで空気がガラッと変わるんです。それが本当に新鮮で楽しくて…。その後は時代劇の『暴れん坊将軍』、30歳を過ぎてからは『キッズ・ウォー』などに出演させていただき、ご高齢の方からお子さんまでが私の存在を知ってくださったこともとても励みになりましたね。
冨宅:お茶の間の人気者になられた生稲さん。現在はコメンテーターなど、さらに活躍の幅を広げていらっしゃいますが、新たにチャレンジしてみたいお仕事はありますか?
生稲:今、ちょうど人生の折り返し地点。もう1度スタートラインに立った気持ちで、いろいろなことにチャレンジしたいですね。例えば、バラエティ番組で泥だらけになるような、体を張ったお仕事
も、またやってみたいです(笑)。
よくしゃべり、よく笑うことで
心身ともに健康をキープ!
冨宅:生稲さんはもうすぐ高校2年生になる娘さんがいらっしゃいますが、家庭と仕事との両立はいかがですか?
生稲:娘がまだ赤ちゃんの頃、私は自分で自分のことを「失格ママ」と言っていたんですね。できないときには無理をしない。今でもそのスタンスは続いていて、気持ち的にはラクかもしれません。
冨宅:ストレスは美容と健康にも良くないですしね。このコロナ禍ではストレスフルな毎日が続いていますが、日々の癒しやストレス解消法について教えてください。
生稲:趣味は広く浅くという感じで、いろいろなことに興味がありますが、あまりひとつのことに固執することはありません。
冨宅:色々なことに興味を持てることは、人生を楽しく送る秘訣ですね。
生稲:あとは、人とおしゃべりをするのが好きですね。それが最大の癒しでありストレス解消法です。
冨宅:ほかにも、健康に気を使っていらっしゃることはありますか?
生稲:いいえ。2011年に最初に乳がんが発覚し、翌年に再発、さらにその翌年には再再発。最初の5年ぐらいは心身ともに縮こまった時期もありました。今でも病院に定期的に通い、お薬は10年間飲み続けています。薬の副作用と年齢的なものが重なってつらい日もありますが、だからこそ「ああしなきゃ、こうしなきゃ」と思い過ぎないようにしています。
冨宅:自然にまかせた方がいいときもありますよね。
生稲:育児のときと同じで無理をしないスタンスをとっていますが、唯一、笑うことだけは心掛けています。ナチュラルキラー細胞を活発にしてくれると、科学的にも証明されていると聞きましたし。
冨宅:心と体はつながっていますからね。
生稲:がんを経験したからこそ、それをすごく感じます。治療は医師の手が必要ですが、気持ちは自分で変えられますよね。笑うこととしゃべることが、私にとっての最高の健康法だと思っています。
シミひとつない澄み渡る肌は
〝還元力〟がカギ!
冨宅:生稲さんのその美肌も充実した毎日の賜物なのでしょうね。
生稲:でも実は私、面倒くさがり屋なので、今まで本当に何もしてこなかったんです…。最近はシミやシワがどんどん気になってきて、少し後悔していました。
冨宅:お肌は、あまり手をかけ過ぎない方がキレイなんですよ。
生稲:それを伺って少し安心しました。エレクトーレがシンプルケアなのもそれが理由なのですか?
冨宅:実はそれ以上の理由があるんです。加齢によるお肌の老化は肌のエネルギー不足により、ターンオーバーが遅れることが原因の一つなんです。エレクトーレの独自成分ミネラルオーレはマイナス電位というエネルギーを持っているので、肌本来の力を生かして自ら潤うツヤ肌に導いていきます。だからこそ、シンプルケアでも美肌を目指せるのです。私はお肌が敏感すぎて日焼け止めも使えないほどなんですね。でもフェイストリートメントを使い始めてシミで悩むという事もなく過ごせています。10年以上のご愛用者様もとても多く、「シミが気にならなくなった!」「10年前より今の方が若いと言われます!」という喜びの声が毎日届きます。
生稲:冨宅さんの美肌もまさに、それを証明されていますよね!フェイストリートメントは入浴時に使っています。10秒でOKというのはもちろんのこと、濡れた状態で使える点も便利ですよね。顔だけでなくデコルテや手の甲にも塗り、10秒だけだともったいない気がして、20〜30秒ぐらいおいてから洗い流しています。
冨宅:ベストな使い方ですね!お肌の調子はいかがですか?
生稲:まず最初に、お肌がしっとりするのを感じました。お風呂上がりに慌てて化粧水をつけなくても突っ張らないというか。あと私は暑がりで、冬でも汗をかいて鼻の頭のファンデーションがくずれやすかったのですが、それが気にならなくなりました。あとはお肌が柔らかくなってきましたね。
冨宅:それは、お肌が自ら潤って水分で満たされている証拠。肌のターンオーバーが整うことで、もっちりと柔らかく、メイクもくずれにくくなるんです。さらに朝にもお使いいただくと、夏でもメイク直しが不要になりますよ。
生稲:それはすごい! 明日の朝からさっそくトライしてみます。
1日1日を大切に。
自分らしい幸せを積み重ねていきたい
冨宅:最後に、これからの抱負をお伺いできますか?
生稲:がんを経験したこともあるのかもしれませんが、最近は特に大きな目標を持たなくなりました。寝る前に1日を振り返ったとき、「今日も面白かったな」と思えることが幸せ。命、そして生きることが何よりも大切で、些細だけれど自分なりの幸せを1日1日積み重ねていきたいですね。また、私自身が人とおしゃべりをしたり笑うことでパワーをもらえるように、日々お会いした方たちが私に会って面白かったなと思ってくださったり、笑顔になっていただけるような存在でありたい。人生の後半戦、そんな風に生きていきたいです。
冨宅:素敵ですね。生稲さんの明るさや笑顔は病気の経験があってこそ。宝物ですね。
生稲:人間、生きているといろいろな欲が出てくるけれど、それらを全部取り払ったときにシンプルな幸せがあるんだと、がんは教えてくれました。勉強にもなったので、ある意味、感謝しています。
冨宅:1年あっという間ですし、1日1日、瞬間瞬間を大切にしたいですね。その積み重ねが充実した豊かな人生になりそうですよね。本日は楽しい時間を過ごさせて頂きまして、ありがとうございました。
【対談を終えて】
エレクトーレ商品の素晴らしさは冨宅社長とお会いした瞬間に証明されました。
透き通るようなお肌の社長に見惚れながら楽しくお話させていただきましたが、
使い続けることで自分自身の未来の肌を見ることも楽しみになりました。(生稲)
毎日を大切に過ごされ、美しく年齢を重ねていらっしゃってとても素敵です!
優しいお人柄にお話しも面白く、楽しい一時をありがとうございました。(冨宅)
エルビュー株式会社 代表取締役社長。
2004年エルビュー株式会社設立、ファッション、美容などの幅広い知識を生かし、美をトータルに追求している。日本の伝統文化にも造詣が深い。