冬本番。体が冷えたままにしてはいませんか。10秒のすき間時間で体が温かくなる簡単トレーニングをご紹介します。
大きな筋肉を10秒ストレッチ。効率的に燃やして冷えを撃退!
女性の体が健康的でしなやかになるためのメニューを日々考案しているKanaさん。
今回提案してくれたメニューについて、
「全部をしなくてもいいんです。やりたい部位だけ10秒伸ばしていてください。
冷えは放置していると体が固くなって姿勢が悪くなり、呼吸が浅くなって自律神経が乱れてイライラしたりします。
リフレッシュにもなるのでぜひ気軽に取り入れてください。夜寝る前の落ち着いた時間に習慣づけるといいですね。
睡眠の質も良くなり、翌朝の目覚めも改善されます。
まずは10秒を1セット、台所や洗面所、電車で立っているときや、TVを観ているときなどいつでも実践!
血流を促して、冷えと無縁の体づくりにお役立てください」(Kanaさん)。
胸&肩
頭と肩が引っ張り合い、大胸筋や首筋のリンパを刺激
1. 姿勢を正し、片方の腕を後ろに回して腰にのせる
足を閉じて背筋を伸ばして立ち、左腕を腰に添えて左肩を後ろに引きます。
10秒キープ。大胸筋がしっかり伸びて刺激されます。
2. もう片方の手を頭にのせ、肩と首を伸ばす
1の姿勢のまま、右手を頭の左側 にのせてゆっくりと右に倒します。
左の肩と頭が引っ張り合うイメージで10秒キープ。
反対側も同様に頭と肩を引っ張り合う
右腕を後ろに回し頭を左に傾けて10秒キープ。
手の重さで伸びる程度でOK。
首筋が刺激されフェイスラインもスッキリするはず。
NG!
肩が縮んで、引っ張り合わないと意味なし!
大きな胸と肩の筋肉を引っ張ることで血流促進&冷え改善となるので、肩が縮んでいては効果がないので要注意。
背中&お尻
お尻の筋肉をほぐし血流促進。骨盤の歪み改善にも効果大
1. 椅子に座り、片ひざに足首を引っ掛けて開く
座り続けると固まってくるお尻や背中。
まずは背筋を伸ばし、骨盤を立てて座り、ひざに足首を引っ掛けて開いて10秒キープ。
2. 開いた脚と反対の手を頭に添え後ろに回す
左脚を開いていたら右手を頭に添えて、姿勢をくずさずに後ろに回して10秒キープ。
左ひざと右ひじをできるだけ遠ざけて。
NG!
姿勢が悪いまま 行うと効果なし!
この10秒トレは、お尻や腰、背中の筋肉をいかに伸ばすかが大事。
最初から姿勢が悪いとストレッチ効果ゼロになってしまいます。
ふくらはぎ
第二の心臓であるふくらはぎを動かし足先の冷えを解消
椅子などにつかまりかかとを上げて10秒
姿勢を正し、かかとをつけて立ちます。
椅子や壁につかまり、かかとを上げて10秒キープ。
できれば5〜10回繰り返します。
NICE!
つま先を開きかかとを上げると内ももに効く!
つま先をしっかりと開いてかかとを上げると、内ももに刺激が加わります。
ふくらはぎのむくみ解消となり、足首も柔らかくなって、冷え対策にもバッチリ!

Kana
昨年12月に第一子を出産。
ピラティスと筋トレを組み合わせ、よりしなやかな身体づくりをモットーに指導。
日常生活が楽になるようなメニューを考案している。
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