1982年に女優デビューし、歌手や声優としても活躍。フジテレビ系『はやく起きた朝は…』シリーズでの楽しいトークも好評で、30年以上のご長寿番組に。デビュー40周年を迎えた今でもキュートではつらつとした印象が素敵な森尾由美さんに、お仕事やプライベート、今後の抱負まで、詳しくお話を伺いました。
Profile
女優・タレント
森尾由美
Yumi Morio
イーク表参道副院長・婦人科スポーツドクター・ヨガ指導者。東京慈恵会医科大学大学院修了後、同大病院産婦人科助教、東京労災
病院女性総合外来などを経て現職。「すべての女性によりよい未来を」をモットーに、診療の傍ら多くのメディアで情報を発信。著書に『いちばん親切な更年期の教科書【閉経完全マニュアル】』、『大丈夫だよ女性ホルモンと人生のお話111』などがある。
偶然の出会いがきっかけで
憧れの芸能界入り!
冨宅:森尾さんは、アイドル時代が大変印象に残っていまして、目鼻立ちがくっきりしていてとにかくかわいい。スタイルも良くて、どちらかというと活発な印象。今でもお変わりなく、とても素敵に年齢を重ねていらっしゃいますね。デビューのきっかけについて教えていただけますか?
森尾:私は埼玉県出身で、芸能界には憧れていたものの、最初は東京の人しか芸能人になれないと思い諦めていたんです。でも偶然、高校進学の志望校が都内にあり、「埼玉から東京に行くんだから垢抜けたい!」という一心で、友達と一緒に愛読雑誌『Seventeen』の読者変身コーナーに応募したんですね。それには落選したものの、たまたま今の事務所の方が編集部に居合わせ、私の写真を見てくれて、スカウトされたのがそもそものきっかけです。
冨宅:そうだったのですね!その後、事務所の社長さまがわざわざ自宅まで来てくださったのですね。
森尾:でもその際、父から芸能界に入る条件を出されまして。志望校への合格と、そこをちゃんと卒業することの2つだったのですが、社長が両親にきちんと説明をしてくれたことで許可がおり、高校に通いながら芸能活動を始めました。
冨宅:40周年というのは本当にすばらしいですね。当時のアイドルは、睡眠時間もないぐらいお忙しかったと伺っていますが、何か印象に残っているエピソードはありますか?
森尾:最初に志望して入った高校が出席日数が足りず、18歳で夜間の高校に入り直したんですね。高校だけはちゃんと卒業したいという気持ちがあったので、事務所の社長と相談しながら、学業も頑張りました。両立するのはとても大変でしたが、その夜間高校は私と同じ、昼間働いて夜に勉強するという強い意志をもっている人が多かったので、その仲間がいたからこそ私も頑張れたのだと思います。
冨宅:そのような森尾さんの意志の強さがあったからこそ、歌手デビュー40周年という大きな功績にもつながったのでしょうね。そして『はやく起きた朝は…』シリーズも30周年。ここまで愛され続ける番組はなかなかないですよね。魅力はどんなところにあると思われますか?
森尾:最初は1クール=3か月ぐらいの予定で始まったようですし、元々仲が良かった3人ではなかったんです。だけど事前に1度だけリハーサルをした際、あの席に座ったとき、不思議とすごくしっくりきたのを覚えています。
冨宅:それも運命的な出会いですね。
森尾:20代から始まった『はやく起きた朝は…』も、気づけば全員50代。3人それぞれ芸能界での立ち位置やライフスタイル、価値観がまったく違うところも、視聴者の皆さんにとっては共感していただきやすいポイントなのかもしれません。
娘や孫たちの存在が
モチベーションアップのカギ!
冨宅:私はずっと仕事をしてきまして、1人でも時間が足りなく、お仕事と家庭を両立されている方を尊敬しています。両立はいかがでしたか?
森尾:私は母にほとんど子供の面倒を見てもらっていたので、一言で言うと「手抜き」。だけど母から「どんなに忙しくても、お弁当作りだけはあなたがしなさい」と言われ、それだけは20年以上頑張りましたね。
冨宅:女優のお仕事をする際には、役に入り込んで仕事を家庭に持ち込んだりされますか?
森尾:役が抜けないことはあまりありませんでしたが、ドラマの台詞は現場では覚えられないので、そこは母や夫、娘の協力なしにはできなかったかもしれませんね。
冨宅:ご家族の協力があったのですね。オフの日は、どのように過ごされていますか?
森尾:今は夫がアメリカに赴任中で、長女も独立してしまったので、今は次女と犬との3人暮らし。本当に悠々自適でいつでもオフみたいな感じ。元々インドア派なので、ずっとリラックス&リフレッシュ中です(笑)。
冨宅:森尾さんといえば「ピンクハウス」。本当に素敵に着こなしていらっしゃいますね。
森尾:ありがとうございます。私が10代の頃、80年代がすごく流行っていて、憧れて。『はやく起きた朝は…』では最初は自前の衣装でしたが、そのうちリースが叶うようになり、プロデューサーさんからもキャラ付けができるから、ずっとそれでいいよって言っていただいたんです。年齢を重ねてくると周りにどう思われるかな?と考えたこともあったのですが、最近では、私が着たくて私のテンションが上がるなら、それが一番なんじゃないかと思っています。
冨宅:女性はお洋服で気分が変わりますよね。私も周りを気にせず、気分が上がる好きな服を着るようにしています(笑)。
時短&シンプルケアだから
面倒臭がり屋でも続けやすい!
冨宅:美容や健康面で気をつけていらっしゃることはありますか?
森尾:私自身は面倒臭がりで美容意識があまり高くないのですが、同居している24歳の次女が美容情報にとても詳しくて、こうした方がいいよなど、いろいろアドバイスしてもらっています。
冨宅:娘さんがいらっしゃるといいですね。エレクトーレの製品をお使いいただき、お肌の調子はいかがですか?
森尾:エレクトーレのフェイストリートメントは10秒でOKということだったので最初は半信半疑でした。洗顔後、肌が濡れたままで使えるというのもとてもいいですよね。肌のくすみや透明感のなさが長年の悩みでしたが、1度の使用で肌のトーンがアップ。せっかちな性格もあり、これは頑張れる、継続したい!と思いましたね。
冨宅:フェイストリートメントの独自成分「ミネラルオーレ」は聖マリアンナ医科大学の研究結果により、肌が明るくなり、透明感のあるツヤ肌が期待できます。私は元々かなりの敏感肌でUVアイテムもなかなか使えないのですが、フェイストリートメントがあれば大丈夫。これから紫外線をたくさん浴びる時季になりますので、肌本来のうるおい力を高めておくことが大切です。特にこの季節はフェイストリートメントの毎朝毎晩の使用をおすすめします。
森尾:朝に使うと、化粧ノリが全然違います! キュッ&ピタッとファンデーションがついて、汗をかいてもくずれにくいんです。なめらかなテクスチャーもすごくいいですよね。
冨宅:テクスチャーは大切ですので何度も試行錯誤して完成させました。使い続けることで肌がゆらぎにくくなるだけではなくて、10年前よりも若々しくなっているご愛用者様が多くいらっしゃるのですよ。
森尾:それは素晴らしい! 私もぜひ使い続けたいと思います。
10年後は、今よりももっと
自分を好きでいたい
冨宅:最後に、今後の抱負についてお伺いできますか?
森尾:お仕事面では、70代・80代になっても、元気に歩いてロケに出かけたいですね。実はもうそろそろマイペースな隠居生活を送りたいなと思っていたのですが、それを’83年デビューの同期に話したら、「何を言っているの!?」と叱られちゃって…(笑)。同期はとてもポジティブでパワフルな方が多いのですが、「いくつになっても私たちはちゃんと自分の足で歩いてロケに行くのよ!」って。その言葉に励まされたので、これからは体力作りもしっかりしていきたいなと思います。
冨宅:今は人生100年時代ですし、私の周りでも80代を超えてもお元気で美しく、知識も豊富な素敵な方がたくさんいらっしゃいます。
森尾:美容面も頑張って、10年後には自信をもって「10年前よりも今の自分が好き」と言えるようになりたいですね。
冨宅:エレクトーレの製品はお役に立てると思いますので、ぜひ使い続けてみてください。今日は素敵なお話をたくさんお聞かせいただき、本当にありがとうございました。
社長さまとの対談ということで最初はとても緊張しましたが、
フレンドリーに接してくださって楽しくお話できました。
あと、冨宅さんは以前敏感肌だったということが
全くわからないぐらい、お肌が美しいのにびっくり。
私自身もエレクトーレの製品を使ったら1回で透明感や
ハリ・ツヤ感まで実感できたので、
今後も使い続けて10年後は今よりも美しい肌を目指します!(森尾)
お美しくてお若くお見受けし、
お孫さんがいらっしゃるとは思えないほどです。
ソフトはお人柄の中にも芯が通っていらしてとても魅力的です。
お話しも弾み、楽しいひと時をありがとうございました。(冨宅)
エルビュー株式会社 代表取締役社長。
2004年エルビュー株式会社設立、ファッション、美容などの幅広い知識を生かし、美をトータルに追求している。日本の伝統文化にも造詣が深い。