安眠対策
夜、なかなか寝付けない時は体に負担の少ないリラックスヨガで緊張をほぐしましょう。不安が消えて眠りやすく!
就寝前に体と心を緩める習慣を
長く続いた自粛生活で日常的に動くことが少なくなり、体や心に不調を感じる人が増えています。眠れないのも不調の現れのひとつ。そんな時はパジャマで寝ころびながらできる〝リラックスヨガ〟で積極的にストレスをリリースしましょう。呼吸とともに固くなった肩甲骨周りや股関節、内臓をじっくり緩めていくことで深いリラクゼーションが得られ、そのまま眠くなってしまうほど(笑)。明かりを落として落ち着いた環境で行うとより効果的です。
1 糸通しのポーズ
凝り固まった首肩をほぐして1日の疲れをリフレッシュ
四つん這いになり、左腕を前に伸ばして右腕を左脇の下に通します。顔は左に向けましょう。そのまま左腕を右腰にあてます(難しければ前に伸ばしたままでもOK)。
肩甲骨周りが伸びているのを感じながら、お腹に意識を向けて3呼吸キープ。反対側も同様に行います。
最初はこれでOK!
2 仰向け合セキのポーズ
股関節と胸を同時に開いて全身がじんわり温かく
仰向けになり、脚がひし形になるようにひざを左右に開いて足裏同士を合わせます。両腕は反対側のひじをつかんで頭上へ。気持ちよく伸びたまま5~10分キープ。股関節が固い人はひざの下にサポート用のクッションを置いてもOK。
最初はこれでOK!
3 クッションを使ったひねりのポーズ
上半身のツイストを深めて心も体もリラックス
縦にしたクッションを骨盤の横に置いて座り、両脚を優しく投げ出して軽く開きます。腰をツイストしてクッションを抱えるようにしながら上半身をゆだねて脱力します。深い呼吸をしながら5~10分キープ。反対側も同様に。クッションの代わりに大きめのタオルを畳んだり、枕で代用してもOK。
寝る直前にベッドで行うと安眠効果倍増!
クッションや枕に両手を重ね、その上に頭を預けます。呼吸に意識を向けて5~10分キープ。心が落ち着いて副交感神経が優位に。
適度な重さのあるアイピローや温めたタオルを目の上に置いてリラックス。携帯やPCで酷使した目の疲れをゆるめることで脳も休まり、安眠につながります。
渡部 累
Rui Watanabe
https://vedatokyo.com/