オクラの湯がいた時の鮮やかな緑色の感じがとても好きですね。夏が近くなっているのを感じるのかなと思います。海外での仕事で色々な国の市場に行きましたが、結構どの国でもオクラは見かけるのですが、日本と違ってものすごく大きく、硬かった印象があります。湯がいた時の断面も星形っぽく、切り方によってはお洒落な使い方が出来ます。しかし、やはりオクラの一番の魅力と言えば、あのネバネバだと思います。オクラのたたきは私もよく使います。まぐろに添えたり、白身の魚のお椀に添えたり、魚のタルタルに混ぜたりします。これからの暑い夏、食欲もなくなってきますが、トロッとしたオクラをすすって元気に乗り切りましょう。

4人分
・ 鰹出汁　600㏄
・ オクラ　10本
・ いか　12カット（１人前３カット）
・ 生姜　少々
・ 花穂紫蘇　少々
・ 日本酒　少々
・ 醤油　少々
・ 味醂　少々

1.鰹出汁に日本酒、醤油、味醂を入れて味付けをする。
2. オクラは塩もみをしてから湯がき、氷水に落とし、包丁で細かくたたく。
3. （1）に（2）を入れ、色を飛ばさないように合わせる。いかを入れ、軽く火を通す。
4. （3）を器に入れ、生姜と花穂紫蘇を添える。