内より美しく

健康と美容維持の栄養素 菜の花

一流シェフに教わる、とっておきのレシピ

Lesson.30

2023.06.01 UPDATE

菜の花は独特の風味と少し苦みもありますがどんな食材とも合いやすく、抗酸化作用によりガン予防にも効果があると言われています。

菜の花は健康と美容維持に効果的な栄養素がぎっしり詰まっており、女性の強い味方です

春はせわしなく環境が変化します。レストランにおいてもスタッフの入れ替わりがあったり、食材においても明るく瑞々しい野菜が出回ってきます。それに伴い料理も自然と華やかになり、若いスタッフが入ってくることで店の中に初々しい新鮮な風が流れます。
一年前の自分よりも少しでも成長し、新しいスタッフや食材と向き合いたいと、毎年この季節になると特に思いますね。菜の花は料理に添えるだけで目から春を感じてもらいやすいですし、どんな食材とも合わせやすいので、ついつい色々な場面で使いたくなりますが、ほろ苦さを、活かした新しい料理を考え挑戦していくことが料理人の仕事ですね。日々成長できるようにしないとなりませんね。美容、健康にも良い菜の花を食し、一年を生き生きと過ごしましょう。

春が旬の素材を使ったおすすめレシピ
帆立貝と豆のトマト煮込み
菜の花を添えて

材料

4人分
・菜の花 4把
・帆立貝 4個
・豆各種(ひよこ豆等) 適量
・玉ネギみじん切り 適量
・ベーコンみじん切り 適量
・トマトピューレ 適量
・ブイヨン 適量
・オリーブ油 適量

手順

1.鍋にオリーブ油を入れ、玉ネギとベーコンを炒める。豆を加えて、トマトピューレ、ブイヨンを入れて軽く炊く。塩、胡椒で味を調える。
2.フライパンで菜の花と帆立貝をソテーする。
3.皿に(1)を敷き、(2)を盛る。トマトの煮汁をソースとしてかける。

奥村 直樹

奥村 直樹

Naoki Okumura

フランスや京都で研鑽を積んだ後、京都のフランス懐石の老舗『西洋膳所おくむら』の二代目として子供の頃から食べ鍛えた味覚を武器に独学で日本料理を学ぶ。その後板前割烹のよさを取り入れた「おくむら」スタイルを確立。東洋人ではじめて世界のアマンホテルの料理プロデュースも手がけ、国内外で幅広く活躍中。
https://restaurant-okumura.com/
フォローする Follow us on

以前の記事

おすすめの記事

毎日肌から感動する
ELECTORE
3 STEP シンプルケアアイテム