10月は夏の終わりに種まきしたルッコラやケールなどの葉物野菜やディルやフェンネルなど一年草のハーブの収穫がそろそろ始まります。
今年は9月下旬をすぎても35℃以上の高い気温が続いたために発芽不良や、害虫が多く発生し新芽を食べられることが続き、
何度か種まきをやり直したので、例年より収穫のタイミングが遅れぎみです。地球の温暖化の影響に作物が大きく影響することを大きく実感しています。
一方で、高温が続き、よかったこともあります。夏野菜の島オクラが背丈を超えてもまだまだ実をつけてくれています。
5月に種まきしたローゼルは秋の深まりとともにボルドー色の実が大きく膨らみ、花も実もとても美しくファームに秋の色どりを楽しませてくれています。
葉物野菜やハーブの収穫
「ローゼルは実を外して、ガクとホウを食用にすることができます。ビタミンCがたっぷりでとても酸っぱいですが、蜂蜜漬けやジャムや塩漬け、乾燥させてハーブティーとしてお楽しみいただけます。」
「レディースマントル。この秋は多年草のハーブを来年のハーブティー用に多くの種類を定植しました。レディースマントルは女性のハーブといわれています」
「パープルウエーブマスタード。サラダ用のからし菜(マスタード)は数種類を栽培しています。紫色の縮れた葉が特徴です。」
「定植したケールやビーツなどの野菜を害虫から守るために、防虫ネットのトンネルで保護しています。土の中に潜んでいる害虫に食べられてしまうことも…」
まだまだ続く野菜の収穫
「島オクラは背丈を超え、手を伸ばしても届かないほどの高さに実っているので収穫は空を見上げての収穫になります。」
「鮮やかな紅色の茎や肌が美しい赤丸金門二十日大根、収穫の様子。」