内より美しく

「ゆらぎにくい肌」作りに大切なのはケアの見直しと食・睡眠

美容・医療ジャーナリスト海野由利子さんの読むビューティサプリ

Vol.3

UPDATE

春先の肌をゆるがす5つの原因

季節の変わり目は気温の変化が大きく、肌がゆらぎがちです。肌の調子が変わると、慌てて何かアイテムを足したくなったりしますが、焦らず一旦落ち着いて肌を見つめ、原因を探すことをおすすめします。まず、春先に肌がゆらぐ原因を再確認しましょう。

1. スギなどの花粉の飛散
2. PM2.5など大気汚染物質の飛来
3. 気温、湿度の大きな変化
4. 環境変化などによるストレス
5. 強くなり始める紫外線

お住まいの地域にもよりますが、これらが肌に影響します。
1、2は肌に付着して刺激になりますし、3は肌が乾燥しやすくなりバリア機能が低下します。
4は身体の緊張状態が続くので血流が低下し、ストレスホルモンの影響で炎症を起こしやすくなります。
5はいうまでもなく肌の乾燥や炎症を引き起こします。

このように、春先の肌はさまざまな刺激を受けて敏感になり、乾燥や炎症を起こしやすくなっているのです。

敏感になった肌を観察しいつもより優しいケアを

「いつもと同じケアをしているのに、なんだか肌が敏感」というときは、まず肌の観察をして現状をチェックしましょう。日々の肌の変化を、細かく確認できるのは自分しかいません。早めに対応することで悪化を防ぐこともできます。(観察には拡大鏡がおすすめ。×3倍がメイクのときにも使えて便利です)

よく観察して、乾燥している部分とかゆみ、赤みのある部分を把握します。乾燥しているところは刺激を感じやすいので保湿を重点的に。かゆみ、赤みのある部分は既に刺激を感じている状態なのでケアの仕方をいつもより優しくすることが大切です。洗顔、トリートメント、保湿の際には手やタオルで肌をこすらないこと、肌のうるおいを奪いやすい40度以上のお湯を使わないこと。花粉など、外気に含まれる刺激物質が気になる時期は、帰宅後はまず洗顔をして、肌に付着したものを洗い流してスキンケアを済ませるのもいい方法です。夜、寝るまでの間に肌の乾燥を感じたら、ローションの「追いづけ」か保湿クリームを重ねましょう。

食事や睡眠で、ゆらがない肌作りを内側からサポート

「いつもと同じケアをしているのに、なんだか肌が敏感」というときは、まず肌の観察をして現状をチェックしましょう。日々の肌の変化を、細かく確認できるのは自分しかいません。早めに対応することで悪化を防ぐこともできます。(観察には拡大鏡がおすすめ。×3倍がメイクのときにも使えて便利です)


よく観察して、乾燥している部分とかゆみ、赤みのある部分を把握します。乾燥しているところは刺激を感じやすいので保湿を重点的に。かゆみ、赤みのある部分は既に刺激を感じている状態なのでケアの仕方をいつもより優しくすることが大切です。洗顔、トリートメント、保湿の際には手やタオルで肌をこすらないこと、肌のうるおいを奪いやすい40度以上のお湯を使わないこと。花粉など、外気に含まれる刺激物質が気になる時期は、帰宅後はまず洗顔をして、肌に付着したものを洗い流してスキンケアを済ませるのもいい方法です。夜、寝るまでの間に肌の乾燥を感じたら、ローションの「追いづけ」か保湿クリームを重ねましょう。

ゆらがない肌を維持するポイント

1.拡大鏡で肌を観察

2.帰宅したらすぐに洗顔

3.眠る前に追いかけ保湿

4.ビタミンやたんぱく質を積極的に摂取

5.2時間前から目を休ませる

海野由利子

海野由利子

Yuriko Umino

ファッション誌の編集者を経てフリーに。皮膚科、婦人科、美容医療など医療分野にも取材の幅を広げる。雑誌の執筆のほか、化粧品開発や講演、ラジオ出演など多彩に活躍中。
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