Beauty Talk Vol.31 石川梨華

心も美しく

自分の個性を生かして人の役に タレント・女優 石川梨華

Beauty Talk

Vol.31

2023.06.01 UPDATE

内面から美しさが湧き出るような、そんな女性でありたい。
エルビューが考える美しさを体現し、
美しく年齢を重ねている方の生き方や考え方の中には、きっとその答えがあるはずです。
素敵なゲストをお招きし、あらゆる視点から“美”に繋がるヒントを探っていきます。

今回のゲストは、2000年に「モーニング娘。」に加わり、
トップアイドルグループのひとりとして旋風を巻き起こした石川梨華さんです。
「モーニング娘。」卒業後もテレビ、舞台、ライブを中心に、精力的な活動を続けていらっしゃいます。
自分らしさを大切にしながら、さらなる可能性に向かって歩む石川さん。
たおやかなその生き方をうかがいました。

Profile

タレント・女優
石川梨華
Rika Ishikawa

1985年1月19日生まれ、神奈川県出身。2000年、モーニング娘。第4期メンバーとして「ハッピーサマーウェディング」でCDデビュー。2005年にモーニング娘。を卒業。以後、タレント・女優として活動している。最近の出演作品は、土曜ワイド劇場「検事・朝日奈耀子16」(テレビ朝日)、月曜ゴールデン「釣り刑事6」(TBS)など。

テレビの向こうの「モーニング娘。」に
ビビッと感じて飛び込んだ芸能界

冨宅:5年ほど前にお目にかかって以来でしょうか。お変わりなくお美しくいらっしゃいますね。芸能界に入ったきっかけを教えていただけますか?

石川:中学生の頃、「モーニング娘。」に憧れていましたが、私には大人のお姉さんの世界でした。でも1歳しか違わない後藤真希ちゃんが加入してから「私もあっちに行きたい」と思うようになりました。その直後に追加オーデションがあり、「受けるしかない」ってビビッと感じたんです。

冨宅:当時は「モーニング娘。」は大変なブームでしたので応募数も多かったのでしょうね。

石川:はい。2万5000人くらいいたようですが、今もなぜ受かったのかわかりません(笑)。

冨宅:輝いていたのでしょうね。お仕事は楽しかったですか?

石川:楽しかったです。疲れることもありませんでした。ただ芸能界のことを何も知らない素人の15歳の女の子がトップアイドルグループにぴょんと入ったので、覚えることがありすぎて大変だったのは確かです。先輩たちに迷惑かけちゃいけないと思って毎日必死でした。でも、このとき得たものは大きかったと思います。

冨宅:やめたいと思ったことはありませんでしたか?

石川:ありませんでしたね。私は「モーニング娘。」の4期メンバーの中では一番年上でもあったので、「私がしっかりしなくちゃ」と頑張っていた部分もあったのかもしれません。

冨宅:デビューされて今年で15年目ですね。今はどのような活動をされていますか?

石川:30歳になったので、人生のちょうど半分、大好きな歌やお芝居をさせていただいていることになります。その中で「モーニング娘。」にいたのは5年間ですが、もっと長い間活動していたと思うほど濃い時間でした。最近の活動のひとつに2011年から「モーニング娘。」のOGで始めた「ドリーム モーニング娘。」があります。これはやっぱり私の原点だと実感しています。

冨宅:昔を思い出したりしますか?

石川:そうですね。卒業メンバーと一緒に歌って踊れるのは楽しいです。みんなどこかで「私も大人になった」という気持ちがある一方で、顔を合わせて話し出すと当時に戻ってしまいます。話の内容は美容とか健康のことが中心になりましたが雰囲気は変わっていません。

フェイストリートメントの簡単ケアで
お化粧直しがいらないお肌に

冨宅:プロポーションもまったく変わりませんが、スタイルをキープするために何かされていますか?

石川:30歳になったら基礎代謝が落ちたせいか太りやすくなったので、温めた溶岩石の上で運動をするマグマトレーニングを今年の春から始めました。続けていたら冷え症も軽くなり、肌のトーンが明るくなりました。それに気になっていた目のクマも薄れました。体を温めるって大切ですね。

冨宅:本当にお肌もきれいで、とてもお若く見えます。エレクトーレを使い始めてくださったのはテレビ番組でプレゼンターをしていただいたときからでしょうか。

石川:はい。20代前半です。もともと面倒くさがりなので時間がかかるパックは苦手。でもフェイストリートメントモイストは洗顔後10秒で済む上に、すぐ効果が出るので、もう5年以上使っています。

冨宅:ありがとうございます。使い心地はいかがですか。

石川:トリートメントの後は、しっとりしていて触っていたくなる肌になります。手に残ったトリートメントももったいないので、手の甲やひじにまで広げています。ハンドクリームがいらないくらいうるおっています。

冨宅:私もハンドクリームいらずです。首やデコルテまで伸ばしてケアすることもおすすめです。

石川:ちょうど首のシワが気になっているのでやってみます。とにかくお化粧のノリやもちがよくて、一日中ロケの日もメイクが崩れたり浮いたりすることがなくて、メイクさんに喜ばれています(笑)。メイク道具も持ち歩かないので荷物が小さくて楽ですし。

冨宅:私もお化粧直しはほとんどしません。トリートメントを使ってくださっている皆さんは、お化粧直しをしない方が多いようです。石川さんは20代から使ってくださっているので、透明感があってきれいなお肌をキープされていらっしゃいますね。

石川:そうですか? うれしいです。

冨宅:他に美容に気を使っていることはありますか?

石川:睡眠をよくとるようにしています。最低7時間、多いときは8時間です。夕べも夜12時には寝ようと思っていましたが、「モーニング娘。」の仲間でそのくらいの時間から携帯でやりとりが始まって。メッセージが入ると通知音が鳴るので、「私はそろそろ寝ます」と送って、通知をオフにして寝てしまいました。朝7時ごろ起きて携帯を見たら、みんなもう「おはよ〜!」ってやりとりしているので、「みんないつ寝てるの?」とびっくりしました(笑)。

食べることが大好きで、マイブームは料理です。
愛犬「ひめ」

体の中からきれいになるために
季節の食材を使って質のよい食事を

冨宅:ブログでお料理を紹介されていますが、レパートリーも多くバランスのとれた内容で盛り付けもきれいですね。

石川:30歳になってからお肌もそうですが、体の中から美しくなりたいと思うようになり、栄養バランスも考えて作るようになりました。盛り付けも、せっかく作ったのだから見た目もおいしそうにしたいと思って。そういうところがA型なんです。最近は旬の食べ物をとるようになりました。秋に入ってからはサンマを焼いたり、松茸ご飯を作ったり。桃や梨もとてもおいしいですね。作ったことがないものをネットで調べて作るのも楽しいです。

冨宅:旬の物は体にいいと言いますよね。食材にパワーがあると聞いたことがあります。

石川:最近自分に合う飲むヨーグルトを見つけました。朝はあまり食べないので、そのヨーグルトを1本飲んでいます。腸がすごく活発になり調子もよくなりました。それでお昼には、丼ものや揚げものなども食べたいものをガッツリ食べ、夜はお肉、お魚、そして野菜をたっぷりとるようにしています。

冨宅:私も以前はお腹がすっきりしなくて薬を飲むほどでしたが、30代の頃、知り合いの方が運営している酵素風呂を体験して、そこで食の大切さを教えていただきました。それ以来、食を変えたらすっかり薬がいらなくなりました。朝食は3種類のフルーツとヨーグルト大さじ5杯ほど、そして玄米のお粉と牛乳を混ぜて飲むことを習慣にしています。体の中がきれいになるのを感じます。

ようやく見えてきた自分の個性を生かし
人の役に立てることに力を注ぎたい

冨宅:愛犬のトイプードル、ひめちゃんがかわいいですね。

石川:ありがとうございます。親バカですけどかわいいです。最初、小さなティーカッププードルのはずだったんですが、どんどん大きくなっちゃって。ブリーダーさんから「きれいなレッドの子が生まれました」と連絡をもらったので、ルビーという名前にしようと思っていました。でもいざ会ってみたらイメージが違う…。「じゃあひめにしよう」とつけたら性格もまさに姫でした。エサをもらうとき以外は自分から寄ってこないし、遠くからこちらの様子を見ている感じ。それなのにたまに甘えてくるのがかわいいんです。

冨宅:お仕事の疲れも癒やされますね。

石川:今、ひめは実家に預けているので会えるのはときどき。久々に会うと飛んできますが、それも最初だけ。それでいて少し放っておくと、壁をトントン叩いて「私と遊びなさい」という感じで呼ぶんです。上から目線ですよね(笑)。でも、ひめのおかげで家がにぎやかになりました。

冨宅:石川さんが目指す理想の女性像はどのような女性ですか。

石川:最近、やっと自分自身のいいところも悪いところも個性だと思えるようになりました。人のことは、「それはよくないから直したほうがいいわよ」なんて言えるのに、自分のことはわからなくて。でも最近、なんとなく自分が見えてきて、大人として、人として自信が持てるようになり、自我も出てきました。でもそれを人に押しつけてはいけないので、いい方向に生かせたらいいな、と思っています。

冨宅:気付くことは大切なことですね。今後の抱負を教えていただけますか。

石川:今まで通り、楽しく、日々過ごしていきたいということ、そして興味があることに前向きにチャレンジしたいという気持ちがあります。まずはこれまで応援してくださった多くの方に恩返しするために何ができるのかを考えています。

冨宅:素晴らしいお考えですね。20代で基盤を作ったからこそ、30代でチャレンジしようという思いがわいてくるのでしょうね。

石川:29歳のときは「30歳になったらどうしよう」と不安を感じていましたが、今はとても楽しくて、充実しています。

冨宅:石川さんは素敵に年齢を重ねていらっしゃいますね。これからのご活躍を楽しみにしています。本日はありがとうございました。


エルビュー株式会社 代表取締役社長。
2004年エルビュー株式会社設立、ファッション、美容などの幅広い知識を生かし、美をトータルに追求している。日本の伝統文化にも造詣が深い。
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