冨宅：デビューのきっかけを教えていただけますか。

櫻井：高校の時、軽音部に入っていて、衣装を買いに行った原宿でスカウトされました。初めはあまり興味がなかったのですが、ある女優さんに現場を見せていただいて、「私もこの世界に入ってみたい」と思い始めました。そしてありがたいことにいい作品に巡り合え、夢中になっていきました。

冨宅：デビューしてどのくらいになりますか？

櫻井：27年です。気づいたら続いていたという感じです。

冨宅：すばらしいですね。女優さんは、人に感動を与えてくださる憧れの存在だと思います。
ご出産を経てお仕事を再開されましたが、やはり女優さんのお仕事には魅力を感じますか。

櫻井：そうですね。日常から離れて、別の人物を演じられることが幸せなんです。たとえば実際私も母親ですが、ある子どもの母親を演じていると、「この子が一番かわいい」と心から感じるときがあります。役に入り込めているからだと思うのですが、役柄とぴたっと重なる感覚が好きなんです。

冨宅：それは女優さんにしか味わえない感覚ですね。お仕事をされる中で、大切にされていることはありますか。

櫻井：はい。若いころは、ものすごく上を目指していて、あたかも自分は大女優のようなつもりで、演じていたこともありました。でもだんだん演技力やその人の魅力は、経験によって培われるものだということがわかってきました。ですから今はひとつ一つの出会いや役を大切にしています。ひとつのセリフも、その裏にあるものに思いを寄せながら、丁寧に演じるようになりました。

冨宅：年齢を重ねて深まってくるのですね。心にぐっと迫る演技をされるのは、やはりベテランさんに多い気がします。

櫻井：私はそこに向かって一歩一歩進んでいる年齢なので、50、60歳になったらどうなるのか楽しみでもあります。また最近は映像の仕事が多かったのですが、先日舞台に立つ機会があって、違う刺激や発見があります。

冨宅：カメラが回っている時とお客様がいる舞台とではやはり違いますか？

櫻井：違いますね。映像なら間違えても「もう一度お願いします」と言えますが、舞台では、弱気になることは許されません。だから以前は、舞台が怖かったのですが、今はお客様の反応を見ながら演じられるようになりました。

冨宅：櫻井さんは、お子さんもいらっしゃって、仕事と家庭との両立は大変ではありませんか。

櫻井：大変です！　主人や義母など家族の協力があって仕事ができることを切に感じています。

冨宅：お食事やお掃除など、家事もこなされているのですか。

櫻井：基本的に私がやりますが、できないときは義母に甘えています。

冨宅：そのようなお忙しいなか、台本はいつ覚えるのですか。

櫻井：娘を学校に送り出したあとなどです。働くお母さんに共通する思いかもしれませんが、私は、娘に頑張っている母の姿を見せて育てたいという気持ちがあります。やめるのはいつでもできますが、続けることはどの仕事も大変ですよね。今後、ますます女性が活躍する時代になるので、娘が大きくなったとき頑張れるように、私もしっかりしていたい、と思って。

冨宅：きっとそんなお母様の背中を見て、お嬢様も誇らしく感じていらっしゃると思います。

櫻井：でも、とにかくお母さんは、忙しいので、パッとできるケアがありがたいんです。そういう点でもエレクトーレのトリートメントはすごいと思います。

冨宅：ありがとうございます。初めて使われた時の感想はいかがでしたか？

櫻井：ツルッとしました！　基本的に私はあまりスキンケアをしないのですが、「10秒でいい」と聞いて使い始めました。トリートメントのあと、化粧水だけでしっとり感が続いて、しかも使い心地が軽くて驚きました。
今日もメイクさんに「肌の調子がいいね」と言われて、「やっぱり違う！」とよさを確信しました。

冨宅：喜んでいただけて嬉しいです。ずっと使い続けていただくと、お肌の力が引き出されシンプルケアになりますし、それでいてスペシャルなエイジングケアにもなるのです。

櫻井：最近は、ママ友などで集まると高価な美顔器やエステサロンの話になるのですが、時間をかけずに手頃な値段でできる方法があるよって教えてあげたいです。

冨宅：これから乾燥が厳しい時期にこそ、使っていただければ、乾燥知らずの潤ったツヤ肌をご実感いただけます。また、お化粧のりもよくなって、お化粧直しもいらなくなるんですよ。

櫻井：化粧直しがいらないというのも主婦の味方ですね！　ところで娘は小学５年生で、ニキビなどができ始める年頃ですが、子どもが使っても大丈夫ですか。

冨宅：もちろんです。ソープもおすすめです。私の姪の子どもに４年生の女の子がいますが、ソープとトリートメントを使っています。外で遊んで真っ黒に焼けた肌も、早くもとに戻ります。

櫻井：そうなんですね。では親子で使います！

冨宅：お休みの日は、お嬢さんとおでかけしたりするのですか。

櫻井：ゆっくり過ごせるときは、一緒に愛犬と散歩に出ることもあります。家とは違う外の空気を吸いながら歩くと、普段話せないことを話したりできるので、大切な時間です。

冨宅：櫻井さんは、素敵に年齢を重ねていらっしゃいますね。日頃意識されていることはありますか。

櫻井：物事をポジティブに考えるようにしています。もともとは悩み過ぎるタイプなのですが、仕事をしていく上で変えたほうがいいかな、と思って努めた結果です。悩んでいると顔の表情が暗くなりますし、空気が悪くなると、人が遠ざかってしまいますよね。

冨宅：プラス思考というのは大切ですね。プラスに思った通りになっていきますよね。この先、櫻井さんはどのような女性でありたいですか。

櫻井：肩に力が入らない、自然体でいられる女性でいたいです。背伸びをしても、自分の魅力にはならないですから。娘のお友達や男女問わず、いろんな立場の人といい関係を築けるナチュラルな人間でありたいです。

冨宅：素敵ですね。櫻井さんの、オープンで温かいお人柄が伝わってきます。今後の抱負を教えていただけますか。

櫻井：第二の人生というわけではありませんが、子供に手がかからなくなった今、幅広いお仕事を通して厚みのある役を演じられるように、努力していきたいです。

冨宅：女優さんとして、お母さんとして魅力の深まる櫻井さん。ますますのご活躍を楽しみにしています。本日はありがとうございました。

透き通った肌に吸い込まれそうになるほど美しい冨宅社長と沢山お話しし、楽しく充実した時間を過ごす事が出来ました。ありがとうございました。（櫻井）

とってもお美しく、前向きで温かいお人柄がとても魅力的です。あっという間の楽しい一時でした。（冨宅）