エレクトーレファームの新生姜で、
簡単イタリアンメニュー

『ELECTORE FARM』で採れた野菜やハーブを使って、『リストランテ濱﨑』の濱﨑龍一シェフが簡単＆おいしいイタリアンメニューを提案してくれました。

ファームから新鮮な野菜やハーブが届いた濱﨑シェフ。
開口一番、「新生姜の季節だね。旬の生姜は柔らかくておいしいから、スープにもサラダにも使っちゃいますね」とお気に入りの様子です。
まずは生姜入りのスープからスタート。エビやモロヘイヤ、伏見唐辛子の彩りも鮮やか。
「和だしで作ったスープなので胃に優しく、野菜やエビを炒める際に唐辛子も入れたので味はしっかりしています。最後にオリーブオイルを回し入れると味に深みが出て満足感がありますよ」
サラダは、採れたてのベビーリーフやエディブルフラワー（食用花）がふんだんに入った美しいひと皿。
「黒ピーマンや長めのラディッシュの切り口がキレイなので薄切りにしました。今回はドレッシングにすりおろした生姜を入れましたが、スライスして炒めた生姜を入れてもいいですね。冬場は根菜類を蒸してサラダやスープに入れるとボリュームのあるあったかレシピに。ぜひ、冬の旬野菜をどんどん活用してみてください」（濱﨑シェフ）

【新生姜のスープ仕立て】

■材料（2人分）

〈スープ〉
●葉生姜･･･1株（60〜70g）
●かつおの削り節･･･15〜30g
●昆布･･･1枚
●水･･･1ℓ
●コラトゥーラまたは白だし醤油･･･大さじ1

〈具〉
●新生姜･･･1株（60〜70g）
●伏見唐辛子（グリーン）･･･3〜4本
●モロヘイヤ（葉のみ使用）･･･4〜5枝
●むきエビ･･･6尾
●エキストラヴァージンオリーブオイル･･･大さじ2

■作り方

①まずスープから。水1ℓを入れた鍋にかつお節と昆布、ざく切りにした生姜を入れて強火で煮る。650-700㎖になるまで煮出したらザルで濾す。
②コラトゥーラ（イタリアの魚醤）、または白だし醤油で味つけをする。
③具材は、新生姜を厚めにスライスし、伏見唐辛子は半分に斜め切りに。むきエビの尾部分を除いておく。
④フライパンにオリーブオイルをやや多めにひいて熱し、生姜を炒め、色づいたら伏見唐辛子を炒める。
⑤生姜と唐辛子をキッチンペーパーの上に取り出して置いておく。その油でエビをさっと炒める。
⑥スープを沸かし、その中にモロヘイヤの葉を入れ、他の具も全てスープに入れてから皿に盛りつける。
⑦最後にオリーブオイルを回し入れて完成。

【エレクトーレファームの季節のサラダ】

■材料（2人分）

●ラディッシュ･･･3個
●ベビーリーフ･･･適宜
●黒ピーマン（パプリカで可）･･･1個
●ディルやルコラセルバチカの花など食用花･･･適宜

〈ドレッシング〉
●ハチミツ･･･大さじ1
●アップルビネガー･･･大さじ1
●エキストラバージンオリーブオイル･･･大さじ3
●塩・こしょう･･･適宜
●生姜の搾り汁、またはおろし生姜･･･適宜